Free八戸で32・2メートル 県内各地で強風、倒木や交通障害

倒木で道路がふさがり、一時通行止めとなった県道。信号機も停電している=4日午後1時55分ごろ、八戸市鮫町
倒木で道路がふさがり、一時通行止めとなった県道。信号機も停電している=4日午後1時55分ごろ、八戸市鮫町

北海道付近を通過する低気圧の影響で、青森県内は4日、各地で強風に見舞われた。青森地方気象台は三八上北などに暴風警報を発令。最大瞬間風速は八戸32・2メートル、十和田で5月の観測史上最大となる26・2メートルを記録した。

 県などによると、同日午後5時現在、八戸市や十和田市などで倒木や屋根、トタンが剝がれるといった被害を確認。つがる市では1人が脚立から転落し軽傷を負った。

 八戸市鮫町の市立種差小前の県道(通称・うみねこライン)では、木や予告信号機が倒れ、一時通行止めとなった。近くに住む60代の漁業男性は「倒れた木が車に当たらなくてよかった」と胸をなで下ろした。

 八戸自動車道の軽米インターチェンジ(IC)―南郷IC間では、倒木処理のため、下りで一時通行止めとなった。

 JR八戸線は上下計4本が運休し、上下計2本で最大33分の遅れが出た。

 
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