Free船上から桜、のんびり鑑賞/新井田川で花見屋形船

河川敷の桜を背景に、乗客を乗せて新井田川を進む屋形船
河川敷の桜を背景に、乗客を乗せて新井田川を進む屋形船

NPO法人みなとオアシス八戸は、八戸市の新井田川で屋形船の花見運航を開始した。24日は乗客が川べりの桜の風景や飛び回るウミネコの姿を満喫した。5月5日まで。

 東日本大震災の津波で流出した船の代わりに、新たな屋形船「みらい号」を用意し、昨年から花見時期の運航を再開した。八戸酒造前を発着場所とし、テクノルアイスパーク八戸近くで折り返す約1時間のコースを設定している。

 24日は晴天に恵まれ、乗客はみらい号から河川敷に並ぶ桜を観賞するなど思い思いに楽しんだ。同NPO法人の副島勝雄事務局長は「再開して2年目。新井田川のイベントとして定着させ、地域を盛り上げていきたい」と意欲を示した。

 1日最大6便。1回の乗船は9人まで。料金は大人が2千円、小学生以下が千円、3歳以下が無料。陸奥湊駅前通り観光案内所と連携した八戸海鮮ちらし寿司が付くプランは大人3250円、小学生以下2250円。また、ツアーや食事で八戸酒造や近隣のみなと食堂を利用すると、料金が1割引きとなる。

 予約、問い合わせは同NPO法人=電話0178(35)4415=へ。

 
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