Free「見て、聞いて島守弁」 地元団体がこよみ作製/八戸・南郷

島守弁こよみをPRする堰端治会長

八戸市南郷島守地区の住民が話す、島守弁の継承に力を注ぐ島守地区自治会連合会(堰端治会長)は、本年度の事業として「島守弁こよみ」を作製、地区全戸に無料配布した。行事が網羅されているほか、QRコードを読み込むと島守弁の観光案内などが視聴できる機能が売りで、好評を博している。堰端さんは「より多くの人に島守弁に触れて、親しみを持ってもらいたい」とPRする。

 作製に携わったのは、同連合会の住民有志らで組織する「のごすべぁ島守弁委員会」のメンバー。A2版のこよみには、月ごとに小中学校、同連合会、南郷観光協会(同地区関連)、朝もやの館の行事を色分けして掲載している。

観光案内や紙芝居が視聴できるQRコード
 また、4種類のQRコードを載せ、それを読み込むことで島守弁で観光案内をする動画と、島守小児童による地区に伝わる昔話の紙芝居が視聴できる。

 堰端さんによると、島守弁は南部弁の中でも母音がはっきりとしており、京都弁のような柔らかな抑揚が特長という。

 同委員会ではこれまで、島守弁ミニ事典、島守弁かるた、島守弁逆引き辞典を作製。動画投稿サイト「YouTube」にも、観光案内をアップしている。

 同委員会では、これまでの作品を活用した、各種イベント企画を検討中。堰端さんは「過疎化や少子化が深刻だが、地区住民だけでなく、多くの人に島守弁に触れてもらう機会をつくり、地域活性化につなげていきたい」と意気込んでいる。

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