サッカーＪ３のヴァンラーレ八戸は２７日、八戸市プライフーズスタジアムで藤枝ＭＹＦＣとのホーム開幕戦に臨んだ。八戸の選手たちは大勢のファンの前で、序盤から気合十分のプレーを披露し、躍動。今季これまでの２試合で１勝１分けと好調だった相手に１―０で勝利し、ホームで今季初白星を挙げた。

　同市多賀地区の会場では、特有の強風が吹き荒れる中、試合は中盤まで一進一退の攻防が続いた。

　八戸は後半３４分、ＦＷ有間潤が放ったシュートが相手のオウンゴールを誘発して先制。その後は組織的な守備で１点を守り切った。

　会場にはホーム開幕戦を待ちわびていた１５６２人のファンが駆け付けた。新型コロナウイルス対策で、声を出しての応援が制限される中、手拍子やチームロゴの付いたタオルを掲げるなどして選手たちを鼓舞し続けた。