Free新聞販売店拠点に高齢者支援 本社「まごころサポート」6月開始

フランチャイズ基本契約を締結した青木慶哉社長(右)と荒瀬潔社長=25日、デーリー東北ホール
フランチャイズ基本契約を締結した青木慶哉社長(右)と荒瀬潔社長=25日、デーリー東北ホール

デーリー東北新聞社は25日、シニア向け生活支援事業「まごころサポート」を全国展開するMIKAWAYA21(東京)とフランチャイズ基本契約を締結した。本社は新聞販売店と連携し、6月から八戸市など6市町村で「デーリー東北まごころサポート」を始める。

 まごころサポートは地域の住民や専門業者などと協働し、高齢者の困り事をワンストップで解決するソーシャルビジネス。現在、38都道府県で126の加盟店が活動しており、これまでに55万件のサポート実績がある。

 デーリー東北まごころサポートには本社と新聞販売店8店舗が加盟し、6月から八戸市(南郷地区を除く)と南部町、新郷村、五戸町倉石地区、おいらせ町、洋野町種市地区でスタート。順次、本紙エリアで提供地域を拡大する計画。

 デーリー東北ホールで行われた契約締結式には、荒瀬潔社長とMIKAWAYA21の青木慶哉社長、各新聞販売店の代表者らが出席。契約書を取り交わした。

 荒瀬社長は「販売店の配達網を生かして、高齢者を孤独や孤立から守ることで地域の課題を解決していきたい」と事業の必要性を強調。青木社長は「販売店には大きな可能性がある。地域の未来を共に作っていきましょう」と呼び掛けた。

 
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