Free【北奥羽の神社】神楽そのものがご神体/雲龍大権現(三沢)

北奥羽の神社
北奥羽の神社

雲龍大権現はその名の通り、火や水を守る龍神の神楽そのものをご神体とする。三沢まつりは毎年、ここで行われる神事からスタート。地域住民には「権現様」の愛称で親しまれている。

 宮司の浄法寺陸郎さんによると、年代は不明だがかつて一帯が林野だった頃、近くを通り掛かった行者が大きな松の根元の湧き水を飲み、一命を取り留めたことをきっかけに、祠(ほこら)を造って自分が背負っていた神楽を奉納したのが始まりという。

 近代になって鉄道が通り三沢駅が開設、新しい道路もでき地域は発展し、神社も1931年に高台へ移転、新築された。その後、長年の風雪にさらされた松の木は枯れて伐採されたものの、湧き水はポンプでくみ上げ、今も境内のちょうずに使われている。

 20年ほど前から、氏子の要望を受け稲荷神社(つがる市)を分霊、お堂を造った。正月など参拝に訪れる人も多いという。

【祭神】神楽
【御利益】家内安全、交通安全など
【例祭】4月15日(新暦)
【御朱印】なし
【住所】三沢市本町4丁目31の224 

※ネット連載

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