Free下長地区の売りって何だ? 活性化へ住民ら意見交換/八戸

地域資源の活用方法について議論する下長地区の住民ら
地域資源の活用方法について議論する下長地区の住民ら

地域の課題解決や活性化に向け、下長地区連合町内会(佐々木勝紀会長)はこのほど、八戸市の下長公民館で会合を開いた。地域住民らが同地区にある有形文化財の活用法や、住民同士の関わりを深めるための方策などを探った。

 市の「地域の底力」実践プロジェクト促進事業の一環。同プロジェクトは2カ年の事業。1年目に活動内容を決め、2年目に実践する。

 会議には、同地区の町内会や小中学校PTAなどから約50人が参加。八戸歴史研究会の三浦忠司会長が「下長の歴史再発見」と題して講演した後、意見交換を行った。

 参加者からは、同地区にある石碑や神社などの活用法について「案内板を設置してはどうか」「見学コースをつくってスタンプラリーを開いてはどうか」など、多様な意見が挙がった。

 最後に佐々木会長が「素晴らしい発想の意見がたくさん出た。今後どのような活動をしていくか、さらに議論を重ねてプロジェクトの成功に導きたい」と意欲を語った。

 今後は連合町内会を中心に、関係団体や市職員などを交えたプロジェクトチームを結成し、活動内容を決めて来年4月以降に実践する。

 
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