Free縄文、かわいいグッズに 千葉高、土器や土偶モチーフ はっちで4日まで展示

縄文のオリジナルグッズを制作した千葉学園高の生徒
縄文のオリジナルグッズを制作した千葉学園高の生徒

千葉学園高(千葉満校長)の生活文化科3年生17人は、八戸市の是川石器時代遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録を祝い、土器や土偶をモチーフにオリジナルグッズを制作した。2日から同市の「はっち」で展示が始まり、トートバッグやポーチなどおしゃれでかわいい作品で縄文の魅力を発信している。4日まで。

 同校では2017年から同市の是川縄文館の協力を得て、縄文をテーマにしたドレス作りに取り組んでいる。

 今回初めてバッグ類やブラウス、ストラップ、マスクケース、ブローチなど約20点を生徒が考案し、約1カ月間かけて制作した。

 「工字文」と呼ばれる文様を施したマスクケースを作った三浦寧音(ねね)さんは「現代で使える物を考えて作った。縄文と今の時代をつなげるのが狙いで、若い人にも見てもらいたい」とアピール。

 「羊歯(しだ)状文」入りのマスクケースを作った蛯名かやのさんは「お気に入りの柄。刺しゅうは難しかったが、かわいくできた。祖母にプレゼントしたい」と語った。

 時間は午前10時~午後4時。是川縄文館でも7日から来年2月6日まで展示される。

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