Free部分月食の一部を八戸で数回観測

部分月食により、上が欠けて見える月=19日午後6時50分ごろ、八戸市
部分月食により、上が欠けて見える月=19日午後6時50分ごろ、八戸市

月が地球の影に入り込み一部が隠される「部分月食」が19日、八戸市内で観測された。この日は雲が多く、月食の一部始終は確認できなかったが、時折、雲の切れ間から欠けた月が姿を現し、市民らが天体ショーを楽しんだ。

 国立天文台によると、今回は月の直径の97・8パーセントが地球の影に入り込み、月の大部分が隠れる「皆既月食」に近いのが特徴。同市鮫町では、同日午後4時半ごろ、夕日のように赤い色をした月が欠けた状態で出現。やがて雲に隠れたが、切れ間から度々姿を現した。

 月食の撮影に成功した同市の会社員土橋繁樹さん(63)は「欠けた月が昇っていく様子が見れずに残念だが、少しだけでも見れてよかった」と話した。

 国立天文台によると、次の月食は2022年11月8日の皆既月食。

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