Free祖父世代、孫世代が野球で熱戦 五戸で親善大会

熱戦を繰り広げる選手たち
熱戦を繰り広げる選手たち

五戸町の還暦野球チーム「五戸フェニックス」と、地元小学生チームによる「第10回五戸フェニックス杯親善野球大会」が24日、町ひばり野公園野球場で行われた。祖父と孫ほどに年齢の離れた選手同士が熱戦を展開し、野球を通して交流を深めた。

 親善試合は2012年にスタート。今大会の小学生チームは、ヤング五戸BBCと新郷村の戸来ファイターズが参加した。

 大会は3チームによる総当たり戦で行われた。フェニックスは最年長81歳、平均年齢68~69歳の経験豊富なメンバーが出場。スクイズや好機に乗じた盗塁など、熟練のプレーを随所に披露すると、小学生チームもはつらつとしたプレーで応え、互いに爽やかな汗を流した。第二試合では、元球児の若宮佳一町長がフェニックスの先発投手として特別出場した。

 結果は、2勝したヤング五戸が優勝。フェニックスは戸来ファイターズに勝利し、先達の意地を見せた。

 フェニックスの行(ゆき)昇会長は「今年は戸来ファイターズが初出場してくれて、うれしかった。子どもたちのプレーから元気をもらった」と笑顔。ヤング五戸の高橋真那斗(まなと)主将(町立五戸小6年)は「フェニックスは守備がうまくて、さすがだと思った。僕たちも全力でプレーできて楽しかった」と話した。

 最優秀選手賞には、ヤング五戸の向山悠生君(同)が選ばれた。

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