八戸市選管は２６日、市庁で期日前投票した有権者１人に対し、衆院選と最高裁判所裁判官の国民審査の投票用紙を二重に交付するミスがあったと発表した。投票された票はいずれも有効になるという。

　市選管によると、２０日に衆院選と国民審査の期日前投票を終えた有権者が、２５日に八戸市長選の期日前投票に訪れた際、担当者が誤って衆院選と国民審査の投票用紙を再び手渡した。

　その後、投票の有無が反映されるパソコンでの受付数と投票用紙の枚数が一致しないことから、確認したところ、二重交付が発覚した。

　衆院選と国民審査の投票を終えた有権者には、受け付けのパソコンに「投票済」と表示されていたが、担当者が見落としたという。

　市選管は「交付手順等の再確認を行い、適正な選挙事務の管理執行に努める」としている。

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