Freeミニトマト収穫で農作業の魅力実感 おいらせで初心者向け研修会

ミニトマトの収穫体験をする参加者
ミニトマトの収穫体験をする参加者

青森県上北地域県民局地域農林水産部は28日、おいらせ町一川目の農園で「初心者向け農作業研修会」を開催した。参加者9人がミニトマトの収穫などを通じ、農作業の魅力に触れた。

 農業に対し興味を持ってもらうのが狙い。農業に関心はあるが作業する機会がない人や未経験者のために、県では農作業を無料で体験できる「青天農場」を設置している。また、人手不足に苦労する農家が増えていることから、労働力確保につなげるため、同局は年3回ほど研修会を開いている。

 同町の農家、立花(たちはな)友彦さんがミニトマト「花鳥風月」「サンチェリーピュア」を育てるビニールハウスで、参加者が収穫や落ちた葉を拾う作業などを行った。

 収穫では、立花さんら講師3人が「ヘタを取らないように」「色付きがいい物を取るように」とアドバイス。参加者が丁寧にミニトマトを選別、収穫した。

 町内のパート職員、平内はつゑさん(70)は「収穫以外の作業も大変なんだと勉強になった」と充実した表情を見せた。

 同局は10月にも、十和田市でニンニクやネギの植え付け、収穫などの研修会を行う予定(新型コロナウイルスの影響で変更・中止の場合あり)。参加無料。問い合わせは同局=電話0176(23)4281=へ。

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