Free小中学生が「まちぐみラボ」壁面に絵 夢いっぱいプロジェクト

筆などを使って絵を描く子どもたち
筆などを使って絵を描く子どもたち

南部町のNPO法人なんぶねっと(四戸泰明理事長)は21、22日の2日間、八戸圏域の小中学生を対象とした「夢いっぱいプロジェクト2021」を実施した。今年は八戸市の市民集団「まちぐみ」の活動拠点「まちぐみラボ」の壁面に絵を描いた。

 プロジェクトは、小中学生が自分たちで考えた企画などを通して、地域に貢献することを目的に毎年実施。同圏域の児童、生徒が中心となって活動している。絵を描いてほしい団体を募集したところ、まちぐみラボの壁面に描くことに決まった。

 22日は、八戸市内の小中学生5人が参加。高校生と大学生3人も協力して、まちぐみラボの壁や窓に、筆やはけを使って丁寧に泡や植物、動物などをモチーフにした絵を描いた。

 絵をデザインした八戸市立長者中1年の佐藤来(らい)さん(12)は「海の中をイメージした。水色やピンクなど明るい色を多めに使った」と笑顔。

 同2年の山田菜々香さん(13)は「絵を描くことで建物が生まれ変わる。利用者や通行人の気持ちが明るくなれば」と話した。

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