Free【週間ダイジェスト】8月8~14日

▽小林氏が5選出馬表明
 任期満了に伴う八戸市長選(10月24日告示、同31日投開票)で、現職の小林眞氏(71)が8日、八戸パークホテルで記者会見し、5選を目指して出馬する意向を正式表明した。市長選には、自民党青森県議の熊谷雄一氏(58)も立候補を表明しており、自民分裂の選挙戦が確実だ。

 ▽下北などで大雨被害
 台風9号から変わった温帯低気圧の影響で、青森県内は10日、下北地方を中心に大雨に見舞われた。むつ市で橋が壊れたほか、風間浦村で土砂崩れが発生して両市村の一部で住民が孤立した。

 ▽最賃822円に引き上げ
 青森地方最低賃金審議会は10日、青森県内の最低賃金を29円(引き上げ率3・66%)引き上げ、822円とするよう青森労働局に答申した。目安額を時給で示すようになった2002年以降では、19年度の28円を超えて過去最大。

 ▽青森県内77人感染
 青森県は11日、県内の1日の新型コロナウイルス感染者数として過去2番目に多い77人の感染を確認したと発表した。

 ▽八戸港で貨物船座礁
 11日午前7時50分ごろ、八戸港内を航行中のパナマ船籍の貨物船「クリムゾン ポラリス」(3万9910トン、21人乗り組み)から、座礁したと第2管区海上保安本部(塩釜)に通報があった。2管本部などはヘリコプターを派遣し、乗組員全員を救助した。けが人はいなかった。

 ▽大島氏が引退表明
 衆院議長の大島理森氏(74)=青森2区、自民党派離脱中=は12日、八戸市内で記者会見し、次期衆院選に立候補せず、引退することを正式に表明した。

 ▽座礁の貨物船から油流出
 八戸港沖で座礁後に航行不能となり、11日から停泊していたパナマ船籍の貨物船は12日早朝、船体に入った亀裂が広がり、二つに割れた。油の流出も確認された。

 ▽岩手が独自に緊急事態宣言
 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、岩手県は12日、県独自の緊急事態宣言を出した。宣言の期間は、県全体の直近1週間の新規感染者数が人口10万人当たり10人未満となるまで。

 ▽三沢の海岸に流出の油漂着
 八戸港沖でパナマ船籍の貨物船が座礁した事故で、現場から流出した大量の重油が三沢市の海岸に到達し、被害の範囲が拡大していることが13日、海上保安庁などへの取材で明らかになった。船の管理会社によると、燃料タンクの一つが破損し、最大282トンが流出した可能性がある。

 
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