Free【体操】19歳橋本、2冠 鉄棒で森末以来の「金」

 男子種目別鉄棒決勝の演技を終え、ガッツポーズする橋本大輝=有明体操競技場
 男子種目別鉄棒決勝の演技を終え、ガッツポーズする橋本大輝=有明体操競技場

東京五輪第12日の3日、体操男子種目別決勝の鉄棒で橋本大輝(19)=順大=が15・066点を出して金メダルに輝き、史上最年少で制した個人総合との2冠を達成した。内村航平(32)=ジョイカル=に代わる体操ニッポンの新エースは、団体総合で日本の「銀」にも貢献しており、今大会の獲得メダルは3個目となった。 

 橋本は得意種目の鉄棒で高難度の離れ技を武器に、6月の全日本種目別選手権で内村らを抑えて初優勝した。今大会の予選も1位で通過し、決勝でも評判通りにダイナミックに演じた。 

 種目別鉄棒は1956、60年五輪を小野喬、72、76年五輪を塚原光男が連覇するなど日本のお家芸種目だったが、84年ロサンゼルス五輪の森末慎二を最後に金メダルから遠ざかっていた。

 
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