Free最後の夏「悔いのない大会に」 五戸高・野球部員3人が決意

名久井農業高との合同チームで最後の夏に臨む五戸高野球部の(左から)立花芽久美さん、中田滉大さん、小田嶋倖さん
名久井農業高との合同チームで最後の夏に臨む五戸高野球部の(左から)立花芽久美さん、中田滉大さん、小田嶋倖さん

本年度末で閉校する青森県立五戸高の野球部が、名久井農業高と合同チームを組み、13日に開幕する全国高校野球選手権青森大会に出場する。同日に迎える八戸東高との対戦を前に、選手は「全力プレーで悔いのない大会にしたい」と決意をにじませている。

 現在の野球部員は、捕手の中田滉大さんと、マネジャーの立花芽久美さん、小田嶋倖さんの3人。

 昨年度の卒業生の引退後は、名農高と連合チームで秋季大会や春季大会に出場したほか、普段の練習にも共に励むなど連携を深めてきた。

 同校とのチーム編成について、「最初は緊張することもあったが、今は打ち解けて、新しい仲間ができたことがうれしい」と中田さん。今大会は五戸高野球部にとっても「最後の夏」となるだけに、「ここまで野球をやってこられたのは、いろいろな人の支えがあってこそ。初戦から気合を入れていきたい」と意気込みを語った。

 ノックの補助やアイシングづくりなど、チームを献身的に支えてきた立花さんと小田嶋さんは「満足できる試合になるよう、選手には全力で頑張ってほしい」と願いを込めた。

 
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