Free持ち帰り用「ぶっとべつくね」開発 にのへ料理人の会

家庭向けの新商品「ぶっとべつくね」と「ぶっとべウインナー」
家庭向けの新商品「ぶっとべつくね」と「ぶっとべウインナー」

二戸市の「にのへ料理人の会」(田口雅寛会長)が、地域で生産が盛んな豚、鶏、牛(べこ)の肉をミンチにした「ぶっとべつくね」の家庭向け商品を開発した。焼き上げたつくねとたれが冷凍の真空パックになっており、自宅でも湯煎調理で手軽に食べられる。
 ぶっとべつくねは、市を代表するブランド肉の佐助豚、菜彩鶏、短角牛を同会が独自の配合で仕上げた商品。これまで各種イベントなどで出品してきたが、「家でも手軽に食べたい」との消費者の声を受けて持ち帰り用を開発した。
 同市の久慈ファーム(久慈剛社長)が製造を手掛け、家庭では湯煎で5、6分温めるだけ。1本でボリュームがあり、軟骨の食感がおいしさを際立てている。
 つくねの新商品開発に合わせ、2015年に販売を始めた「ぶっとべウインナー」もリニューアルした。原材料に使っていた卵の成分をカットするなど内容量や味の調整をした。
 田口会長は「新型コロナウイルスで飲食店が大変な時期に手を差し伸べてくれる人が大勢いた。新商品をPRして、感謝の気持ちや元気で頑張っていることを伝えたい」と話している。
 つくねは4本入り、ウインナーは5本入りで、共に1080円(税込み)。同市の二戸広域観光物産センター「カシオペアメッセ・なにゃーと」で販売しているほか、同会の会員店舗でも順次取り扱う。市のふるさと納税返礼品にも採用されている。
 商品に関する問い合わせは同会=電話0195(23)3003=へ。家庭向けの新商品「ぶっとべつくね」と「ぶっとべウインナー」

 
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