Free「アーツ・トワダ」10周年 23日から記念展覧会

「インター+プレイ」展の開幕を前に、テープカットする小山田久市長(左から2人目)、鷲田めるろ館長(同3人目)ら
「インター+プレイ」展の開幕を前に、テープカットする小山田久市長(左から2人目)、鷲田めるろ館長(同3人目)ら

十和田市のアートによる街づくりプロジェクト「アーツ・トワダ」が今春、10周年を迎えたことを記念する展覧会「インター+プレイ」が23日、市現代美術館で開幕する。期間中、出展作家が十和田の街や自然を基に創作した作品が特別展示され、“アートの街”の魅力を内外に発信する。
 アーツ・トワダは、官庁街通りの景観を維持するために打ち出したアートによる再生案で、2008年に中核施設の同館が開館。その後、周辺広場などにアート作品が整備され、10年4月にグランドオープンした。
 展覧会は、新型コロナウイルスの影響で、開幕が当初の予定より3カ月遅れた。2022年5月まで、3期に分けて開催する。
 23日からは第1期が始まり、来年8月29日まで。同館の展示室に3人、前庭に1人、同館から徒歩約10分の街中に1組のアーティストの作品を展示している。
 開幕に先立ち22日、鷲田めるろ館長や出展作家らが出席し、テープカットセレモニーが行われた。小山田久市長は「10周年にふさわしい内容。企画を盛り上げ、改めて美術館への評価を高める機会にもしたい」とあいさつした。
 同館の開館時間は午前9時~午後5時。月曜休館。
「インター+プレイ」展の開幕を前に、テープカットする小山田久市長(左から2人目)、鷲田めるろ館長(同3人目)ら

 
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