青森市は１９日、１５日に新型コロナウイルスの感染が判明した２０代男性警察官の濃厚接触者について、残る１８人の陰性をＰＣＲ検査で確認したと発表した。１８日に判明した８人と合わせ、警察官の濃厚接触者２６人全員が陰性となった。
　１８人は全員が同市保健所管内の同僚。市役所で会見した小野寺晃彦市長は「（警察官の）濃厚接触者がこれ以上増えるとは思われない」との見解を示した。
　警察官は、感染が確認された派遣型風俗店勤務の２０代接客業女性＝茨城県在住＝の利用客だった。１９日時点で、この女性の濃厚接触者のうち、１２人とまだ連絡が取れていない。
　また、９日に感染が判明した６０代男性開業医の受診患者でＰＣＲ検査を受けていた１人の陰性を確認した。新たに健康観察中の１人が３７度台の微熱が出たため検査を実施する。結果は２０日以降に判明する見込み。