Freeウナギ「11ぴきのねこ」包み紙で販売 土用の丑の日/割烹白山(三戸町) 

「11ぴきのねこ」が印刷された、割烹白山の活うな重の包み紙。表側だけでなく、横側にもウナギと格闘するねこが登場する
「11ぴきのねこ」が印刷された、割烹白山の活うな重の包み紙。表側だけでなく、横側にもウナギと格闘するねこが登場する

三戸町の「割烹白山」(白山幸男社長)が、土用の丑(うし)の日に合わせたウナギの販売で、「11ぴきのねこ」が印刷された包み紙の使用を始めた。作者の故馬場のぼるさんが残した、ねこがウナギをつかもうと格闘するスケッチを採用。新型コロナウイルスが地域経済に影を落とす中、「ウナギと11ぴきのねこで、町と住民が元気になってほしい」と願いを込める。
 同店は毎年、土用の丑の日に合わせて「特製国産活うな重」を販売。今年は7月15日から提供を始めた。
 新型コロナの感染拡大で飲食店が苦境に立たされる中、迎えた今回の丑の日。同店の本庄孝浩専務(39)は、「ウナギを食べる人はもちろん、町も元気にしたい」と思い、「11ぴきのねこ」シリーズを管理するこぐま社(東京)や関係者の協力を得て包み紙を作製した。
 同シリーズについて、「町外にもファンが多く、関係する取り組みへの反響が大きい」と説明。「今回の企画が地元のファンの増加につながれば」と話す。
 同店の活うな重と活蒲焼は、21日分まで既に完売。22日~8月2日分は、両メニュー合わせて1日100食限定で提供する。3日前までの予約が必要。三戸、南部、田子の3町は配達可。問い合わせは同店=0179(22)2177=へ。「11ぴきのねこ」が印刷された、割烹白山の活うな重の包み紙。表側だけでなく、横側にもウナギと格闘するねこが登場する

 
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