FreeCFで市内飲食店の応援資金募る 八戸青年会議所と商議所青年部

クラウドファンディングへの協力を呼び掛ける大山慎司理事長(右)と向井誠仁会長
クラウドファンディングへの協力を呼び掛ける大山慎司理事長(右)と向井誠仁会長

新型コロナウイルスの影響で売り上げが落ち込んでいる八戸市内の飲食店を応援しようと、八戸青年会議所(大山慎司理事長)と八戸商工会議所青年部(向井誠仁会長)は、14日からクラウドファンディング(CF)を活用して応援資金を募る「八戸活性化プロジェクト」を始める。1口3千円と5千円で支援金を募り、市内の飲食店や小売店などの事業者に届ける仕組み。支援者には支援金額に10%を上乗せしたお得なチケットを返礼品として配布する。28日まで。
 大手CFサイト「CAMPFIRE(キャンプファイア)」を活用し、目標金額は300万円。目標金額を達成すれば終了し、仮に達しなくても28日時点で支援が成立する「オールイン方式」で実施する。集まった資金は各店舗の運転資金などに充てられる。
 支援者は応援したい店舗を事前に指定し、1口3千円分を支援すると、1100円分のチケット3枚、5千円の場合は1100円分のチケット5枚が返礼品として送られてくる。7月上旬から順次送付され、指定した店舗で使用可能。使用期間は8月5日~12月31日までで、1回当たり最大10口まで申し込みができる。
 参加店舗は現在募集中で、飲食店やサービス業、小売業など100社程度の参加を想定。CFで集まった支援金は8月にも現金で各店舗に届けられる予定だ。
 大山理事長は「市内の事業所は苦しい状況が続いている。目標金額を達成できるよう協力をお願いしたい」、向井会長は「われわれの強みである機動力とネットワークを生かして地域経済を活性化させていきたい」と力を込める。
 問い合わせは、八戸青年会議所=電話0178(22)5501=へ。
 クラウドファンディングへの協力を呼び掛ける大山慎司理事長(右)と向井誠仁会長

 
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