Freeくせ者ぞろいの鏡広告 本社記者作品アマビエも採用に 八戸銭湯オールウェイズ

さまざまなジャンルの個性的な鏡広告が集まった

浴場の洗い場に、一般公募した無料の鏡広告を設置している八戸市新井田の「八戸銭湯オールウェイズ」。2月末に締め切られた第3回募集に、デザイン経験などない記者も好奇心で応募したところ、見事採用された。下手でもインパクトは負けないと思っていたが、設置初日の5月27日に取材してみると、他もくせ者ぞろい。「なんだこれは!」な広告の数々に、裸のまま思わず見入ってしまいそうだ。

 昔はよく見られた鏡広告に懐かしさを感じてもらおうと、運営する同市の「ノザワ」が、オープン1周年を記念して2021年に企画。応募デザインから毎年約20点を選んで看板を製作し、洗い場の鏡の上に設置している。今回は青森県内外の10~60代から約40点の応募があり、採用作品を第1回の広告と入れ替えた。

採用されたデーリー東北文化部ツイッターアカウントの広告。4月に新たに開設した編集委員アカウントもフォローお願いします

 今年2月、文化部長の私(現在は編集委員)は、運用していた同部ツイッターの広告デザインに挑戦。アカウントのアイコンにしているアマビエの自作イラストを、規定の縦18センチ、横45センチの中に色や方向を反転させて並べてみた。

 同社広報担当の西村裕子さんに採用理由を尋ねると、「思わず2度見してしまうアマビエで、なぜかギラギラしていて面白かった」。絵のくせの強さが奏功したようだ。

 広告主は一般企業や飲食店からユーチューバー、歌手、劇団とさまざまで、割るのに失敗した割り箸画像を交流サイト(SNS)に載せる仲間を募集する、個性的なものも。西村さんは「広告は不定期で男湯女湯と入れ替えるので、何度も通って全部見てほしい」と話していた。

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