Free広がるパノラマ、来場者満喫 鮫角灯台で一般開放始まる/八戸

多くの来場者が訪れた鮫角灯台
多くの来場者が訪れた鮫角灯台

八戸市鮫町にある鮫角灯台の一般開放が3日、始まった。初日は多くの家族連れが訪れ、灯台の上から臨むパノラマを楽しんだ。

 同灯台は八戸港の発展に伴い、漁船や貨物船の安全な航行のために地元の要望を受けて設置され、1938年に初点灯した。灯台の高さは約23メートル。踊り場からは下北半島や階上岳などを眺めることができる。

 一般開放は2013年に同市の種差海岸が三陸復興国立公園に指定されたことを受けて、同年から行っている。同日は晴天に恵まれたこともあり、市民が途切れることなく訪れた。

 保安要員の大科仁人さん(77)は「景観を楽しみながら、灯台の歴史や意義も知ってほしい」とアピールしていた。

 入場無料。10月22日までの土曜、日曜、祝日に開放する。時間は午前9時~午後4時(入場受け付けは15分前まで)。

 
お気に入り登録