Free八戸在住のスノーボーダー山田さん、さらなる飛躍誓う

スノーボーダーとして活躍の場を広げている山田波音さん
スノーボーダーとして活躍の場を広げている山田波音さん

八戸市在住のスノーボーダー山田波音(なお)さん(18)=千葉学園高3年=が、活躍の場を広げている。企業11社から用具などの提供を受けるライダーで、今季は「フリースタイル」という新たなカテゴリーに挑戦。「今シーズンは思うような結果を残せなかった」としながらも、来季に向けて新たな気持ちでトレーニングに励んでいる。

 山田さんは、スノーボードスクールで過去に校長を務めていた父圭輔さん、同じスクールで現在も副校長を務める母みゆきさんの影響で、2歳から競技を始めた。

 スノーボードは、フリースタイルとアルペンの大きく二つのカテゴリーに分かれる。山田さんは、昨季まで主にアルペンで活躍。全国大会で4位入賞を果たすなど結果を残していたが、今季は「自由度が高くて格好良い」と憧れていたフリースタイルの大会に出場した。

 両カテゴリーは競技内容が大幅に異なり、2月に行われた全日本テクニカル選手権は46人中39位、今月の全日本技術選手権は58人中32位と振るわなかった。

 だが、来季も再びフリースタイルに挑戦する意向で、「スピードをもっと出せるようにしたいし、長い距離を滑れるスタミナを付けたい」と気合十分。「全部の大会で入賞できる選手になりたい」とさらなる飛躍を誓う。

 
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