八戸市鮫町の蕪嶋神社で大みそかから１日にかけ、毎年恒例の「干支（えと）花火昇運祈願祭」が開かれた。多くの来場者が、打ち上げられた１０８発の花火を見上げ、新年の幕開けを祝った。

　イベントは、歌手小西礼子さんの歌で開幕。年越しの１０秒前からカウントダウンが始まり、大輪が夜空を彩ると、会場からは歓声が上がった。

　北海道名寄市に住む娘夫婦ら６人で訪れた八戸市のパート木下江里子さん（５９）は「２年ぶりに娘夫婦に会えてうれしい。いい一年になってほしい」と期待。孫の工坂陸人君（６）は「いろんな色の花火があってきれいだった」と喜んでいた。