新年を迎えた１日早朝、太平洋を望む八戸市の葦毛崎展望台には多くの市民らが訪れ、一年の始まりに期待を膨らませながら、思い思いに初日の出を眺めた。

　この日の八戸市は快晴で午前６時ごろから、徐々に南東の空が赤く色付き始めた。日の出時刻の午前６時５７分ごろ、太陽が水平線から顔をのぞかせると市民らは歓声を上げ、スマートフォンで撮影したり、手を合わせて拝んだりしていた。

　愛犬を連れ、家族７人で訪れた十和田市立北園小５年の中野愛奈さんは「大きくてきれいだった。最初は眠かったけど、すがすがしい気持ちになった。今年はこの太陽のように、明るく元気に過ごしたい」と表情をほころばせた。