Free広域道の駅「いわて北三陸」に登録証 久慈市など4市町村で整備中

遠藤譲一市長(右)に道の駅の登録証を伝達した石渡史浩所長=14日、久慈市役所
遠藤譲一市長(右)に道の駅の登録証を伝達した石渡史浩所長=14日、久慈市役所

久慈市など4市町村が連携して整備し、来年春にオープンする広域道の駅「いわて北三陸」が、岩手県内36カ所目の道の駅として登録された。14日、市役所で国土交通省の登録証が遠藤譲一市長に伝達された。

 登録は8月5日付。新たな道の駅は、三陸沿岸道路久慈北インターチェンジ近くにある約1万5千平方メートルの敷地に建設する。久慈、洋野、野田、普代の4市町村の情報や魅力を発信し、来場者を観光地に誘導する役割を担う。名称は公募を経て決まった。

 計画によると、トイレや観光案内、飲食、物販、イベントなどのスペースを整備するほか、屋内に大型遊具を設置。子どもから大人まで楽しめる施設にして集客を図る。ガソリンスタンドも併設。市は来年春の大型連休前の開業を目指している。8月末時点の工事進捗(しんちょく)率は37・1%。

 この日は、東北地方整備局三陸国道事務所の石渡史浩所長が遠藤市長に登録証を手渡した。

 遠藤市長は「三陸沿岸道路が全線開通して利便性が高くなった。久慈地域で足を止めてもらえるよう、魅力ある施設にしたい」と力を込めた。

 終了後、石渡所長は「北三陸のゲートウェイとしての機能を持っている。地域の拠点となるよう期待している」と話した。

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