Free朝のニュースダイジェスト(5月31日)

【原油高騰が直撃】
 原油高騰による物流コスト増や原料価格の上昇が畜産・飼料業界を直撃し、日本有数の配合飼料生産基地である八戸飼料穀物コンビナートにも余波が広がっている。

 【商業捕鯨 低調に終わる】
 八戸港を拠点に行われていた商業捕鯨が30日までに終了した。捕鯨業者によると、約1カ月間の操業で八戸港に4頭、大畑港(むつ市)に18頭のミンククジラを水揚げした。捕獲頭数は想定を下回り、低調に終わった。

 【県内就職に奨学金】
 青森県は6月1日から、若者の県内就職を促進するため、「あおもり若者定着奨学金返還支援制度」の運用を始める。2023、24年度に県内で就職する若者に対し、県と企業が奨学金の返還に要する費用のうち最大150万円を折半して支給する。

 【優勝の喜び語る】
 聴覚障害者の国際総合スポーツ大会「デフリンピック」の陸上男子100メートルで、日本人初の優勝を果たした五戸町出身の佐々木琢磨選手(28)=仙台大職員=が30日、同大で開かれた報告会に出席し、世界の頂点に立った喜びを語った。

 【ウミネコにダブルパンチ】
 八戸市鮫町の蕪島で繁殖中のウミネコが、野生動物による被害と、植物の繁茂による子育てへの影響で、ダブルパンチを受けている。悪影響を懸念するウミネコ保護の研究者は「天敵対策の期間延長や適度な植生管理が必要だ」と訴える。

 
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