青森県高校体育連盟は２６日、第７５回県高校総体ポスターコンクールの表彰式を、八戸工大二高で開いた。表彰されたのは、最優秀賞に輝いた同校美術コース２年の丸谷佳乃さんら３人。陸上競技のやり投げを題材に、ポスターをデザインした丸谷さんは「選手の熱意やスピード感を表現した。選んでもらえてうれしい」と充実感をにじませた。

　表彰式は当初、６月３日に青森市で開催される県高校総体総合開会式で行われる予定だった。しかし、新型コロナウイルスの影響で開会式が中止となったため、同日から６日までの主会期を前に同校で行われた。

　丸谷さんのほか、優秀賞を受賞した橋場柚里奈さん、猪股紗葉さん（いずれも美術コース２年）も表彰され、県高体連の下川原堅藏会長から賞状を受け取った。橋場さんは「一生懸命描き上げたので、受賞できてうれしい」と満足げ。猪股さんは、選手たちに対して「積み重ねてきた練習の成果を十分に発揮して、大会を楽しんでほしい」と期待を込めた。

　下川原会長は「皆さんの作品は、選手たちに勇気を与えてくれると思う。受賞おめでとう」とたたえた。