クリミア半島の西部で爆発

 9日、クリミア半島にあるロシア軍基地の方向から上がる煙(ロイター=共同)
 9日、クリミア半島にあるロシア軍基地の方向から上がる煙(ロイター=共同)
 8日、ウクライナ東部ドネツク州で、攻撃を受けたホテルの前を歩く救助隊員(ロイター=共同)
 8日、ウクライナ東部ドネツク州で、攻撃を受けたホテルの前を歩く救助隊員(ロイター=共同)
 【キーウ共同】ロシアが2014年に強制編入したウクライナ南部クリミア半島の西部ノボフェドロフカで9日、ロシア軍の航空基地の方向から大きな複数の爆発音とともに煙が上がった。タス通信によると、ロシア国防省は飛行場で弾薬の爆発があったと説明。負傷者はなく、航空機への損傷もないとした。一方、地元当局者は爆発で1人が死亡したと述べた。別の当局者は6人が負傷したと語った。

 ツイッターには基地の方向から大きな白煙や黒煙が上がる映像が投稿された。複数の地元住民は十数回の爆発音がしたとロイター通信に証言。地元当局者はタスに「飛行場で爆発があり、窓が全部割れた」と語った。