人口減、46都道府県に拡大

 住民基本台帳に基づく人口の推移
 住民基本台帳に基づく人口の推移
 総務省が9日発表した人口動態調査によると、外国人を含む総人口は今年1月1日時点で1億2592万7902人だった。前年比0・57%、72万6342人減。いずれも比較可能な2013年以降で最大となった。新型コロナウイルスの影響で人口流入が鈍化し東京圏の4都県(埼玉、千葉、東京、神奈川)が減少に転換。マイナスが42道府県から、沖縄を除く46都道府県に拡大した。

 政府は地方社会の維持や活性化に向け、東京圏の一極集中を引き続き抑えつつ、出生率を向上させる施策が求められる。

 総人口のうち、日本人は61万9140人減の1億2322万3561人で、13年連続のマイナス。