電子腕輪で入国者を管理

 シンガポールが導入する電子腕輪(腕時計型のもの)と関連機器(同国入国管理局提供・共同)
 シンガポールが導入する電子腕輪(腕時計型のもの)と関連機器(同国入国管理局提供・共同)
 【シンガポール共同】シンガポールの入国管理局などは3日、新型コロナウイルス感染拡大防止策として、入国者に義務付けている2週間の隔離期間中に対象者が外出しないよう管理するため、10日深夜から電子腕輪の装着を求めると発表した。12歳以下は対象外。

 隔離期間中は自宅や政府指定の施設などで過ごさなければならず、買い物などの外出は禁止されている。当局はこれまで電話やビデオ通話などで居場所を確認していたが、自宅などに滞在する場合は電子腕輪を使用する。日本からの入国者は自宅ではなく、指定の施設で隔離期間を過ごすことが求められているため、現時点で装着の対象外とみられる。