偽の五輪金メダル販売疑いで逮捕

 来夏に開催が予定される東京五輪の金メダルの複製品を販売したとして、警視庁と山形県警は3日までに、商標法違反の疑いで、東京都大田区、無職和田清幸容疑者(54)を逮捕した。警視庁によると、中国から複製品を仕入れ、ネットオークションで計63個販売。約56万円を売り上げていたという。

 逮捕容疑は昨年12月~今年1月、金メダルに酷似した複製品3個を浜松市の50代男性ら3人に計約2万2千円で売った疑い。「違反になるとは分からなかった」と容疑を否認している。

 1個約2千円で輸入したとみられ、レプリカや記念品と称して売っていた。