新生児遺棄疑い20歳母逮捕

 愛知県西尾市の公園で、へその緒が付いた生まれたばかりの男児の遺体が見つかった事件で、県警は6日、死体遺棄の疑いで、同市住崎、母親の専門学校生滝本有生容疑者(20)を逮捕した。県警によると「間違いありません」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は2日、西尾市の住崎1号公園のトイレ内で男児を出産し、その後死亡した男児の遺体をポリ袋に入れ、同日正午ごろ、公園の植え込みに遺棄した疑い。

 事件は2日、市職員がポリ袋を発見し「赤ちゃんらしき遺体がある」と110番。駆け付けた西尾署員が、トイレ近くの植え込みで遺体を確認した。男児は衣服を身に着けていなかった。