柔道、マスク姿で練習再開

 マスクを着用し距離を保って柔道の練習をする子供たち=1日午後、東京都文京区の講道館
 マスクを着用し距離を保って柔道の練習をする子供たち=1日午後、東京都文京区の講道館
 新型コロナウイルス感染拡大で自粛されていた柔道の練習が1日、全日本柔道連盟の指針に沿って再開され、総本山の講道館では東京都文京区の道場で約3カ月ぶりに実施された。練習には100人以上の小中学生が参加し、畳の上で元気いっぱいに動いた。

 参加者全員は相手と組み合わず、6月いっぱいまで義務づけられたマスクを着用。2組に分かれた子供たちは2メートル以上の距離を保つなどウイルス感染防止に努め、ジャージー姿で受け身などに汗を流した。

 見学した上村春樹館長は「子供たちが動いている姿を見るのはうれしい。困難に立ち向かう強い体と心を身につけてほしい」と願った。