NY株、もみ合い

 【ニューヨーク共同】週明け30日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発して始まり、前週末からの上げ幅は一時、200ドルを超えた。買い一巡後は新型コロナウイルスの感染拡大による悪影響を懸念した売りが出てもみ合った。

 前週末に900ドル超下げたため、取引開始直後は自律反発への期待が先行した。ただ、トランプ米大統領が外食などの自粛を求める行動指針を4月末まで延長。経済活動の停滞が長期化するとの見方から、リスク回避姿勢も根強かった。