新型肺炎で死者2人目、中国武漢

 17日、中国湖北省武漢市の空港でマスクをして歩く人たち(共同)
 17日、中国湖北省武漢市の空港でマスクをして歩く人たち(共同)
 【北京共同】中国湖北省武漢市当局は16日夜、新型コロナウイルスによる肺炎で男性(69)が15日に死亡したと発表した。死者は2人目。

 当局によると、男性は昨年12月31日に発症し、今月4日に病状が悪化した。市内の病院に入院して治療を受けていたが、深刻な心筋炎を患っており、胸水や、胸膜の肥大などが確認された。15日未明に死亡した。

 当局は15日時点で41人の発症者数は変わらず、重症は5人で、12人が退院したと明らかにした。