スー・チー氏へ大規模連帯集会

 10日、ミャンマーの最大都市ヤンゴンで、集会に参加した市民ら(共同)
 10日、ミャンマーの最大都市ヤンゴンで、集会に参加した市民ら(共同)
 【ヤンゴン共同】ミャンマーの最大都市ヤンゴンで10日、国際司法裁判所(ICJ、オランダ・ハーグ)の審理に出廷するため、ハーグ入りしているアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相への連帯を示そうと、市民ら約3千人が大規模な集会を開いた。

 市民らは、スー・チー氏の顔が描かれたポスターなどを掲げ「国の威厳を守れ」と繰り返した。会場には「スー・チー氏を支持する」と書かれた巨大な看板も設置された。ICJで審理が始まると、市民らは大型スクリーンを通じて見守った。

 ヤンゴン在住の女性シュエ・ジンさん(34)は「国を守るために現地に行ってくれた。感謝している」と話した。