義父「実の親じゃないに立腹」

 埼玉県警大宮東署を出る進藤悠介容疑者=20日午前8時31分
 埼玉県警大宮東署を出る進藤悠介容疑者=20日午前8時31分
 さいたま市の集合住宅で小学4年進藤遼佑君(9)の遺体が見つかった殺人事件で、死体遺棄容疑で逮捕された義父の無職進藤悠介容疑者(32)が「実の親じゃないと言われて腹が立った」との趣旨の供述をしていることが20日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、「殺してしまい遺体を隠した」とも話しており、埼玉県警は、自宅内で突発的に殺害後、発覚を免れようと、電気や水道の設備を収納するメーターボックスの中に遺体を入れたとみて慎重に調べる。同日、進藤容疑者を送検した。