Free新築校舎に岩手県産の木製品 伊保内高、テーブルやベンチなど

伊保内高の新校舎に木製品を納入した千葉暢威社長(右)と西里孝義副校長
伊保内高の新校舎に木製品を納入した千葉暢威社長(右)と西里孝義副校長

岩手県立伊保内高(日野澤明彦校長、全校生徒60人)の新校舎が10日に完成し、27日から利用が始まった。県産木材を教室と廊下の間仕切り、床などに多く使用しているのが特徴で、温かみを感じさせる造りとなっている。県の事業を活用し、県産材を使ったいすやテーブルなどの木製品も導入した。

 旧校舎は築50年以上が経過し老朽化したため、昨年7月から敷地内の南側に移転に向けた工事を進めてきた。新築したのは木造2階建ての管理教室棟で、延べ床面積1673平方メートル。エレベーターや車いすの昇降機を設置するなど、バリアフリーにも対応している。

 特別教室棟や柔剣道場、体育館は既存の施設を活用し、それ以外の旧校舎は今後、解体し駐車場とする。

 新校舎の利用開始前の21日には、九戸村のマルイ造形家具工業(千葉暢威社長)が製作した木製品が納入され、報道機関に披露された。木製品は県産のナラ材を用いたいすやテーブル、ベンチ、書架と、校内の総合案内板。

 千葉社長は「丈夫な木材で造った。生徒たちに長く使ってほしい」と強調。西里孝義副校長は「県産材を用いた新校舎や木製品を活用し、生徒が充実した高校生活を送るよう願っている」と話した。

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