Free【北奥羽の地名】大不動(十和田市)/アイヌ語変化、由来3説

北奥羽の地名
北奥羽の地名

十和田市の南西に位置し、山あいに集落が点在する地域。地名の由来は正確には分かっていないが、地元の郷土史家によると、由来は3説ある。 いずれもアイヌ語からの変化で、一つ目は深い沼を意味するオオホ・ト。明戸集落の北西に深い高松沼があることに由来する。

 二つ目はオオ・ホト(ホド)で山あいのくぼんだ所を指す。

 三つ目はオオ・フド。フドは風土で、タタラ炉に風を与える地形を意味する。後にフドに「不動」の字が当てられ、不動尊が鎮座したともいわれる。

 シンボル的な存在となっているのは、杉ノ木集落にある八幡神社内に立つ「杉ノ木のイチョウ」だ。細くて長い気根が目に付き、案内板には「昔は乳授けのイチョウとして母乳の出ない母親の信仰を集めていた」と表示されている。

 2013年には大不動小が米田小、滝沢小と共に四和小に統合された。集落から小学校がなくなり、さみしさは拭えないものの、大イチョウは、これからも地域を見守り続けるだろう。
 ※ネット連載

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