Free【週間ダイジェスト】9月5~10日

▽産直施設は24年オープンへ
 五戸町は7日、青森県道20号沿いに整備を計画する産直施設について、2024年中のオープンを目指す考えを表明した。農産物や特産品の販売のほか防災機能を持たせることなども想定。上市川地区の3カ所を建設候補地としている。

 ▽県大会など10月に延期
 青森県高野連は7日、リモートで常任理事会を開き、9月中に予定していた各地区予選と県大会を10月に延期することを申し合わせた。県などが各校に要請した部活動禁止措置を踏まえた。ただ、禁止期間が延長されれば、日程の再検討に加え、最悪では青森県勢のみ東北大会辞退を余儀なくされる可能性もある。

 ▽中国籍船長に略式命令
 八戸港沖でパナマ船籍の貨物船(3万9910トン)が座礁し、重油が流出した事故で、八戸区検は7日、船の運航責任者である中国籍の男性船長(41)を業務上過失往来危険の罪で略式起訴した。八戸簡裁は同日、罰金30万円の略式命令を出した。

 ▽現職浜谷氏は不出馬
 任期満了に伴う階上町長選(12月14日告示、19日投開票)を巡り、現職の浜谷豊美氏(65)が8日、出馬しない考えを表明した。新型コロナウイルスのワクチン接種が10月末に完了見通しとなったことなどから「町にとって良い状態の今だからこそ、次のリーダーに引き継ぎたい」と語った。

 ▽6年ぶりに1万円割れ
 全農青森県本部は8日、青森市で組合長会議を開き、コメの販売委託を受けた農協が生産者に仮払いする21年産米の「生産者概算金」(60キロ、1等米)の目安額を決定した。「まっしぐら」8千円、「つがるロマン」8200円。共に20年産比で3400円減で、6年ぶりに1万円を割り込んだ。

 ▽発売額は前年度比4割増
 岩手県競馬組合は8日、20年度の岩手競馬の発売実績をまとめた。発売額の合計は、前年度比43・9%増の538億2800万円。新型コロナウイルスの流行に伴う巣ごもり需要の高まりを背景に、インターネット投票の売り上げが全体を押し上げた。21年4~8月の発売額も、合計で前年度比8・1%増の326億1400万円と好調に推移している。

 ▽天摩に県民栄誉賞
 青森県は10日、東京パラリンピックのゴールボール女子で銅メダルを獲得した八戸市出身の天摩由貴選手(マイテック)に県民栄誉賞を授与すると発表した。パラリンピック出場選手への同賞授与は初めて。

 
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