Free「11ぴきのねこのまち」アプリ完成 三戸の案内やスタンプラリーも

「11ぴきのねこのまち さんのへ」エンジョイアプリのトップページ
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三戸町は19日、交流人口拡大や観光振興へ向けて開発した「11ぴきのねこのまち さんのへ」エンジョイアプリを発表した。スマートフォンなどで町の特産品や歴史を知ることができるほか、名所や飲食店の案内、周遊コースの紹介を受けられる。11ぴきのねこ石像巡りなどのスタンプラリー機能もあり、町は「アプリを使って楽しみながら町内を回ってほしい」としている。

 アプリ開発は民間に委託し、同日から無料でダウンロード可能になった。デザインに町出身の漫画家、故馬場のぼるさんの絵本シリーズ「11ぴきのねこ」の絵が使われている。

 ナビゲーション機能では飲食店や名所のほか、「11ぴきのねこ」「せんべい」など三戸ならではの分野で情報を検索し、行き先を地図で見ることができる。

 スタンプラリー機能はチェックポイントでQRコードを読み込んだり、記念撮影したりすると、スタンプを押せる仕組み。クリア特典で、スマホなどで使えるオリジナルフォトフレームが手に入る。

 同日は町役場でお披露目会が開かれ、松尾和彦町長が「これまでさまざまなパンフレットやインターネットサイトがあったが、今後はアプリ一つで町を回れる」と説明。「新型コロナの影響で町に来られない人もまずはアプリで観光気分を味わい、終息後にぜひ来町してほしい」と呼び掛けた。

 
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