Free二戸市民文士劇、今年は朗読で 相馬大作題材に11月開催

朗読劇のキャストとスタッフを募集する実行委員会事務局の担当者
朗読劇のキャストとスタッフを募集する実行委員会事務局の担当者

二戸市民文士劇実行委員会(田代博之委員長)は、11月14日に市民文化会館で、地元の偉人・相馬大作を題材にした朗読劇を開催する。新型コロナウイルスの影響を踏まえ、例年の文士劇は中止するが、代わりに規模を縮小して朗読スタイルで行う。スタッフやキャストを31日まで募集する。

 実行委は6月の総会で、来年が相馬の没後200年に当たることから、文士劇の主人公を相馬とする方針を決定。今年の朗読劇は、その「予告編」に位置付ける。

 2017年に開催した第3、4回の公演で、盛岡市の脚本家道又力さんが書いた相馬の物語を原作とし、同市の演出家坂田裕一さんが脚本を手掛ける。11月の朗読劇は、2回の公演を予定している。

 募集するのはキャスト15人と、音響、照明、大道具、衣装などに関わるスタッフ30人。二戸地域4市町村に在住か、仕事や通学などで関わりのある中学生以上が対象。キャストは週1、2回の練習と、8、9月にプロの技術指導を受けるワークショップに参加する。

 実行委事務局で、演出を担当する山井真帆さん(44)は「来年の公演につなげるため、今年はワークショップなどを通じキャストを育成したい。二戸地域の皆さんの力で盛り上げられれば」と参加を呼び掛ける。

 申し込み、問い合わせは実行委事務局の加茂あかねさん=メールアドレスninohecwt@gmail.com=へ。氏名(振り仮名)、年齢、性別、住所、電話番号、メールアドレス、キャストまたはスタッフの希望を明記し、申し込む。

 
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