Freeコロポックルランド(九戸)7月2日再開 キャンプ場名は「ぼくらの森の家」に

ツリーハウス(奥)をイメージし、キャンプ場の名称を考案した下條道悠來さん
ツリーハウス(奥)をイメージし、キャンプ場の名称を考案した下條道悠來さん

九戸村の県立自然公園折爪岳の東側山麓に位置し、アウトドア体験を楽しめるプレーゾーン「コロポックルランド」は、7月2日から本年度の営業を開始する。昨年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で休止していたが、8月29日までの期間限定で、2年ぶりに再開する。カラマツ林に囲まれたキノコ形のツリーハウスに加え、テントサイトが3区画あり、気軽にキャンプを満喫できる。

 営業再開に向け、村はツリーハウス東側の敷地で草刈りなどを行い、テントサイトを整備。炊事場にはピザを焼ける石窯も設けた。ツリーハウスは4棟が利用可能で、1棟に大人5人程度が泊まれる。

 キャンプ場の周知を図るため、村は5~6月に、村内の小中学生から名称を公募。76人の応募の中から、岩手県立伊保内高の生徒有志による選考の結果、「ぼくらの森の家キャンプ場」に決定した。考案した村立九戸中3年の下條道悠來(しもじょうみちゆうき)さんは、「林の中にあるツリーハウスをイメージし、気軽に来てもらえるように名付けた」と話した。

 期間中の営業日は、金~日曜と祝日に限定。宿泊の利用料金はツリーハウス1棟3千円(親子のみの利用1500円)、テントサイト1区画500円。要予約。問い合わせは、村IJU戦略室=電話0195(42)2111=へ。

 
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