Free震災10年企画展に本紙も展示/ニュースパーク(横浜)

今年3月11日付の本紙も並ぶ企画展=横浜市のニュースパーク
今年3月11日付の本紙も並ぶ企画展=横浜市のニュースパーク

東日本大震災の被災地で復興の歩みを記してきた地元紙の報道を紹介する企画展「伝える、寄り添う、守る―『3・11』から10年」が、横浜市のニュースパーク(日本新聞博物館)で開かれている。震災直後に生まれた子どもらの成長を伝える今年3月11日付のデーリー東北も展示している。

 岩手日報社、河北新報社、福島民報社、福島民友新聞社の紙面など169点が並ぶ。災害時の情報との向き合い方や防災・減災について考える活動も取り上げている。

 本紙は「命 大きく」の見出しで、10年の歳月を経てたくましく育った4人の児童について、笑顔の写真とともに父母が込める思いや本人の夢を伝える。

 同館の平野新一郎学芸員は「各社が震災をどう伝えてきたかだけでなく、住民の命を守るための取り組みも知ってほしい」と話した。

 展示は9月26日まで。入館料は一般400円、大学生300円、高校生200円。中学生以下は無料。

 
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