Free【北奥羽の神社】兵主神社(むつ市)

兵主神社
兵主神社

古くから信仰の対象となってきた霊峰・釜臥山の麓に立つ兵主(ひょうす)神社。目前には陸奥湾の穏やかな水面が広がる。同名の神社は全国に50社あるが、東北ではここだけだ。

 1679年、氏子の勧請で鎮座したとされる。ただ、むつ市史年表編は「788年(現在地付近に)兵主神を勧請」と伝え、室町中期の下北の戦乱を記した東北太平記には「八戸南部氏の7代信光が1354年に造営を命ず」と記述もあるなど、詳細は不明という。

 例祭は9月上旬の土、日曜日。最終日は地域で「大湊祭り」として、周辺の神社と共にお神輿や船山車の合同運行が行われており、今年は9日。

 釜臥山山頂に三つ並ぶ祠(ほこら)の一つは、同神社の奥宮。数年前までは8月13日に、白装束の男による「山掛け登拝」が行われていたが、現在は神事のみとなった。社殿には、江戸時代などに奉納された市指定有形民俗文化財の船絵馬16点が飾られている。

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