Free【北奥羽の神社】花松神社(七戸町)

青々とした水田や畑が広がる中、杉林に囲まれて荘厳な雰囲気に包まれた花松神社がある。本殿に農耕、食物、家畜の守護神である「保食命(うけもちのみこと)」を祭る。

 毎年4月に例祭、11月に新嘗(にいなめ)祭が開かれる。建立は室町時代末期の1597年といわれる。古くから馬の産地であったことから、かつては馬頭観音を祭っていたが、天明の大飢饉をきっかけに保食命を勧請(かんじょう)して合祀(ごうし)した。

 その後、明治の神仏分離令により保食命を主祭神とした。近隣には江戸時代から牧場があったため、多くの人々が着飾った馬を引いて参詣し、絵馬を買い求めて奉納したり、買い求めた絵馬を祈とうしてもらったりして、家畜小屋の神棚に奉納する風習がある。

 また、敷地内には馬の像「ご神馬(しんめ)」があり、太平洋戦争の際に持ち出されたが、1979年に氏子の総意によって再建された。

 【祭神】
保食命
 【ご利益】
家内安全
 【例祭】
4月19日、11月19日
 【駐車場】
あり
 【住所】
七戸町花松林ノ根36