Free日向保育所(野田)新園舎完成、保育スタート

園児が新しい生活を送っている新園舎の外観
園児が新しい生活を送っている新園舎の外観

建て替えを進めていた野田村の日向保育所(遠藤和子所長)の新園舎が同村野田に完成した。年明けから園児36人が新たな保育園生活を送っており、明るく開放感あふれる空間で伸び伸びと過ごしている。

 同保育所は村保育会が運営する。旧園舎は築40年以上が経過して老朽化が進んでいたため、村が向かい側の民有地を購入し、保育会が無償で借り受ける形で新園舎を整備した。昨年3月に着工し、同11月末に完成した。事業費は約1億7800万円。

 新園舎は木造平屋で、延べ床面積は旧園舎より約80平方メートル広い390平方メートル。中央に開放感のあるホールとステージがあり、取り囲むように四つの保育室や乳児室を備える。千平方メートルの園庭も整備した。

 引っ越しを終えて4日から園児が通園。すぐに新しい園舎に慣れた園児たちはおもちゃで遊んだり、元気いっぱいに歌や踊りを楽しんだりしている。

 遠藤園長は「建物の安全性が向上し、冬でも暖かく、子どもたちが快適に過ごせる環境になった。今後も地域の皆さんと協力しながら、運営していきたい」と話している。
園児が新しい生活を送っている新園舎の外観

 
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