Free冬空彩る大輪の花火 今年の安寧を祈願/八戸

新年の訪れとともに夜空を彩った花火=1日午前0時すぎ、八戸市鮫町
新年の訪れとともに夜空を彩った花火=1日午前0時すぎ、八戸市鮫町

12月31日深夜から1日未明にかけ、八戸市鮫町の蕪嶋神社周辺で「干支花火昇運祈願祭」が行われ、参拝客らが冬空を彩る大輪を見上げながら、2021年の安寧を祈願した。

 青森地方気象台によると、八戸の1日午前0時の気温は氷点下8・5度と、厳しい冷え込み。神社の参道には31日深夜から防寒着に身を包んだマスク姿の地域住民らが訪れ、地元歌手のショーなどで新年の到来を待った。日付が変わると同時に108発の花火が次々と夜空に打ち上げられた。雪化粧した一帯はカラフルに染め上げられ、参拝客からは歓声が上がっていた。

 家族と一緒に訪れた八戸市立三条小1年の神奈穂香(なおか)さん(7)は「(花火は)紫色がきれいだった」と笑顔。市立湊中2年でバスケットボール部の桑原凜さん(14)は「昨年は脚の手術を受けた。試合に出られるよう、今年はリハビリを頑張る」と力を込めた。
新年の訪れとともに夜空を彩った花火=1日午前0時すぎ、八戸市鮫町

 
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